オープンソースカンファレンス2016北海道にCLR/Hとして登壇させていただきました

こんばんは!

先日 6/18(土曜日)にオープンソースカンファレンス2016北海道がありました。
そこで、CLR/Hとして登壇させていただきましたので、報告レポートです。

「BlackJumboDog」+「.NET Core」で何かやってくださいとのことで
はじまりました。最初はテーマから悩んでましたが、CLR/Hの方と相談して決めたテーマがこれでした。

「Mac でも Linux でも動く! C#製ネットワークサーバーアプリ BlackJumboDog を .NET Core 上に移植した話 」

ということで、.NET Core、BlackJumboDog、クロスプラットフォーム、C#を全面に出したものでした。とはいえ、まだまだ正式リリースされたものでありませんので、
こういうものです!とも言えない状態でした。(当時はRC2さえもリリースされていなかった)

セッションは、BlackJumboDogとは?から始まり、.NET Coreを選んだ理由ということで、私の個人見解を最初に。実際のところ、RC2で劇的な変化があったために動かなくなった話も混ぜつつ、実際の動く環境のデモをさせていただきました。

特に、実際に動くということは大きな意味がありますし、テーマ・タイトルのMac Linuxはもちろん、Dockerというコンテナ仮想化で動くというのは、新しい形でのデプロイメントに何か可能性を感じます。このDockerでの実行開始までの速度が1分どころか、30秒かからないのは私自身驚いたことでもありました。

以下セッションの資料を公開してます。

ソースコード:githubDockerHub

なお、ソースコード、Dockerのイメージはその特性上、サーバーとして悪用されてしまう可能性もありますので、インターネットなど公開した状態で放置にならないようご注意くださいませ。UIが未実装であるため、すべてのサーバーがデフォルトで稼働するようになっております。

CLR/Hのみなさんのおかげで、セッションは無事に終了いたしました。資料の反響がものすごく驚きましたが、この.NET Coreに寄せてる期待は大きいものがあるのかなと感じます。考えていること目指していることがどこまで実現されるかはわかりませんが、.NET Standard Libraryが登場し、.NET Core App、ASP.NET Core App Xamarinなどの標準として動くようになっていけば、WebApp、コンソールアプリケーションに限らない世界が見えてくるかもしれないと期待しています。

BlackJumboDogでは、まだまだ完成したとはいえない状況ですので、継続して開発していきます。特にどこかのLTでも煽られておりますので、WebUIは・・・ASP.NETCoreで実装できないか・・・と妄想はしてます。

実はデモの50%はMicrosoft Azureの成分ができてましたので、そこも後々メモしておきます。

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